STORY
開発ストーリー
菊割り構造の弁を使ってエアロゾルの飛散を防止しようという案から開発が始まりました。既製品がなにぶん無かったので、類似品からヒントを得た試作品を3Dプリンタで作成してもらい、人体模型に装着し実際の手術シミュレーションを行うことで問題点を洗い出し、修正をすることを繰り返していきました。手術に支障をきたさない構造であること、手術の際に抜けないこと、鼻にやさしい材質であることにこだわり、我々の案を忠実に実現していただきました。
BACKGROUND
GENTILとの開発について
こんな手術器具があったらいいな、という我々臨床医の思いをすぐに形にしてくれて、その技術の高さに驚きました。技術面だけでなく、新規医療機器を開発することですこしでも患者さんや医療従事者の方々のお役に立ちたいという熱意も非常に高く、それが我々チームの士気の向上につながり、ノーズピース スクナの開発の成功に至ったと考えています。